4.維筋痛症(FMS)…「風邪」の診断ができない

維筋痛症(FMS)…「風邪」の診断ができない

線維筋痛症(FMS)…「風邪」の診断ができない

夏のある日のこと…
 2014年の6月。線維筋痛症の症状はピークだった。全身痛いし、眠れないから起き上がれなくなる…の悪循環。
 でも、ある一日は違った。私は不思議なことに頭痛は症状に出ない。もう数年たって症状が安定しているわけなので「頭痛」があって、ちょっと「熱」ぽかったら「風邪」を疑った。
 「風邪」だと思ったので市内の総合病院を訪ねると、体調不良者が多い日だったようで「本日は受付を中止しています」の看板が。そうはいっても、病院まで来ているわけだから受付で何とかしてもらえないかと交渉したけれど、バッサリ断られてしまいました。
 仕方がないので、近所の個人病院を訪ねてみて「頭痛」があって「熱」ぽくて「風邪」のようなんですが…、ここまでは普通の問診だったのだけれど、「節々は痛みますか」の質問のところで「線維筋痛症を患っているので、痛みが風邪によるものかFMSによるものか本にもわからないです」と答えたところ、「原因はわかりません。」、総合病院が一杯のようなので他院で頭痛もこわいので設備のある病院を紹介します…となってしまった。
 その先生も線維筋痛症という病名は知っていたのですが、診断したことがないことと、「その診断(線維筋痛症)をされた先生は勇気がありますね」と言われてカロナール…だったかな、一晩分だけ処方されてその病院から帰っていった。
 本来ならば、線維筋痛症と診断したペインクリニックに行けばよいのだけれど、電車2路線を乗り継がなくてはならないうえ、タクシーを使ったとしても病院が開いているうちには到着できそうになかった。
 結果、2から3日だったと思いますが有給休暇の取得で乗り切った形になりました。制度上は「風邪」と診断されれば療養休暇が使えるので、慢性的なこういった病にかかっている身としては有給は本当にひどいときのために残しておきたいのです。
 こういう書き方をすると、病気にかかるのが悪いんじゃん、という声が聞こえてきそうですが、本人だって好き好んで病人になったわけではありません。

冬場にもう一度…
 冬場に、どうも違うタイプの風邪にかかったようで…といったところで夏の状態が思い起こされました。
 症状が軽くても…軽いうちにペインクリニックの方へ行ったら、あっさり「風邪」の診断がされ抗生物質も処方していただき、結果として療養休暇を取得することができました。

病院の先生方へ
…「風邪」で苦労する患者もいるんです!

 このような具合で、普通の人なら「熱」「頭痛」「体の痛み」…というだけで、「風邪」の診断をしてもらうことができます。
 けれども「線維筋痛症」とついたら、「風邪」の診断でさえできない医師がいるのも実情です。ここはぜひ、改善していってほしいところだと思います。

4. 次は日ごろの「線維筋痛症な一日」について書いてみたいと思います。